doubt 1 外海良基


Doubt 1 (ガンガンコミックス)

Doubt 1 (ガンガンコミックス)

漫画ひぐらしのなく頃に暇潰し編を担当されている外海良基氏の描かれた作品。
斬新な兎仮面の表紙に惹かれたのは勿論のこと、猟奇的なストーリーで即断即決して購読に至りました。
内容は稀にネットで目にする“人狼”と洋画で有名な“SAW”を混在させたようなもので非常にミステリー臭漂わせる素敵なものでした。
閉鎖的な空間内での人間心理というものは前述に記したひぐらしのなく頃にを彷彿とさせ、頭脳戦など先の展開が全く読めない素晴らしい作りとなっています。絵だけでも即買いするほど美麗なので、ひぐらしユーザーにはもってこいの作品でありましょう。
詳細な感想はネタバレに触れてしまうため控えますが、とりあえず一言だけ申し立てたいことがございます。
兎かぁいいよ。
間違えました。すいません。否、あながちというか全く間違いではなくこのまんまグロテスクな兎仮面にはレナも一撃必殺の下に理性が破砕されましょう可愛さであります。兎かぁいいよ兎。
閑話休題
結構お気に入りなキャラクターが多数というか登場人物全員いやっほぉーうなのですが、やはりひぐらしやSAWを例にとって先の展開を予想してみると、まずハッピーエンドは有り得ないと提言してみます。いっぱい人死にます。ばんばん死にます。というかもう死にました。
まあ、次巻に期待します。発売は2008年5月だそうです。それでも待てない甲斐性なしはガンガンを購読すべきですね。