ティータルート終了。

巴家の隣家に住み主人公たちと家族同然に付き合う大企業の社長令嬢。そして有名人という広告塔として学園生活を営む多忙な女子高生。いわゆるお嬢様系統の属性持ち、且つツンデレ。主人公とは部屋の窓が向かい合う仲から始まります。


「どうして人の分まで背負ってしまいますの?」


ティータルートでは主人公との仲に関わる大きな挫折等はありません。内容は主人公が一方的に振り回させるというのが前半。後半のティータルートに突入するとデレ部分が多少含まれていき問題解決に挑む、というもの。
有希奈ルートで参入した人物の介入を予想していたのですが、一切関係してきませんでしたので修羅場みたいのは学園生活のみ。
また、このルートで主人公の見せ場という見せ場がないのが残念。キャラとしての性格というか、優柔不断過ぎて話にならんことが多少。
ストーリーを重視しての評価は並み以下。私的評価ポイントは問題を乗り越える過程などを見てるので、このルートは読み応えがないと言った方が早い。
次に登場人物らの言動に関して。
祭り時のことですが、ティータの知識として知り得ている文化と言動が、真希奈ルートで熱く闘志を燃やしていたティータの面影とのギャップがありすぎじゃないかという点。テスト時の有希奈の発言から、少なくとも主人公が巴家に訪れる前に真希奈や有希奈との交差は毎日のようにあるはずです。着物の着付けもそうですがルートによって真逆でした。ましてや金髪であっても歴とした日本人ですし、祭り程度の文化知識を知らないはずがない。というズレが少し気になったのですが。・・・どうでもいいですが。祭りといえば、ティータが喰ったわたあめが500円もするのかと。都会はそういうものなのかな。
そして、悪役として登場するカイト君ですが、結局最後はどういった経緯であーなったのか。そこの描写を加えて欲しかったです。なんか誤魔化された気分。


「あの、怒ってますの?」
「だって、こんなに欠陥が浮きあがって・・・・・・」


Hシーンに関しては、上記の3人と同じということで詳細は以下略。
デレ時もそうですが、H時の恥じる音声がもごもごするのは羞恥心から来るものでしょうが、なんか合わない。具体的に述べるとキャラと台詞が合わない。当然だが。
何か変わった点というとフェラ時での選択肢がないということ。強制的に口内に放出してました。
そして、真希奈のフェラ音が下品だったように、ティータでは機械が発するような雑音っぽく聞こえました。更に喩えていうなら微弱なスパーク音が断続的に流れているみたいだと思いましたが、他の人にはどう聞こえてるんだろ。
に、しても、他のルートにも言えることですが、静真の御託が多すぎじゃないかなと。時折挟まれる他人を試すような口振りに遺憾に思うことがあったりすることも。実際聞いたわけじゃないですが。
なんだかんだ言って最終的には強制スキップしましたが。
ここで、ティータに基本装備されているツンデレというコンセプト、この属性があやふやではないかなと。ティータの出会い時の時点で気の緩みデレが見られ、それ以降は主人公との仲に関わるほど致命的な怒りツンが見当たらないのですね。主人公だから気を許しているということを有希奈が語っていましたが、それは馴れ合い始めてからだから論外。極論すると極端なツンデレですねということ。つまりツンデレではないんじゃないかと。傍から見れば確実にツンデレに見える。いや、実際にツンデレという型だから仕方がない。だがここで考え方を変えれば定義とされているツンデレという概念、それが個人によって根底から間違っているのではということ。まぁそういってしまうと、ツンデレを否定している自分の考察が間違っているのだよ、ということになるのだが。・・・そうだ、間違っている。ツンデレという属性を定義としては駄目だ。他人を感じるには己の感覚を必要とし他人を掴むように、ツンデレという定義は自分で掴んで確かめろということ。各所でも囁かれるように"属性は定義できるものではなく、プレイヤーの好みに合わせて属性が初めて定義される"ということ。個性という属性又は名称。それはとあるプレイヤーが気紛れに定めたもので広まり人々が多用するようになっただけ。つまり私らは他人の作った属性上で踊っているのに等しく、自分の好みを提唱し切れてないということだ。・・・なんか話が大いにズレたが気にしないでおこう。
綺麗にまとめると、キャラに感じる属性は自分の好みに等しく自由自在なのであると(意味わからん。
支離滅裂ってきたのでここで打ち止め。おかしいこと言ってるかもしれないので、その辺はエロゲプレイ後の興奮を抑えきれなくなったということで許せ。別に傷害事件を起こすわけではないので。